大容量・高速ファイル転送ソリューション
Aspera
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Asperaは、次世代のファイル転送技術により、ファイル容量、転送距離、ネットワーク条件に制限されることなく、世界中のデジタル資産を最速で移動させることができる大容量・高速ファイル転送ソリューションです。
Aspera の転送プロトコル(FASP™*)は、FTPやHTTPに比べて 数十~百倍の高速化を実現し、さらに、徹底したセキュリティ、高信頼性、帯域幅制御を提供します。
*FASP:Fast And Secure Protocol(米国アスペラ社(Aspera, Inc)が開発したデータファイルの転送方式の一つ)
特許技術FASP™による高パフォーマンス・高信頼性・高共存を実現
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- 高速ファイル転送の実現
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- 既存ネットワークに最適な伝送効率
- ファイルサイズ、転送距離、ネットワーク条件に関わらず、高パフォーマンスでファイル転送が可能
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- 強靭なセキュリティ
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- ユーザー/エンドポイント認証
- 暗号化アルゴリズムにAES-128を採用、FIPS*対応
- 転送中のデータを暗号化
- ファイルの暗号化
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- 高共存度
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- 優れた帯域制御機能を実装し、他アプリのTCPトラフィックを自動検知し帯域を一時的に開放、再び利用可能になったときに使われていない帯域を再利用
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- 高信頼性
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- 独自アルゴリズムによるデータ整合性チェックと再送処理を行い、高信頼性を確保
*FIPS:Federal Information Processing Standards (連邦情報処理標準)
Asperaができること

Asperaの特長
Aspera FASP™は、距離遅延に影響することなく大容量のデータを高速に転送することが可能です。
FASP™ベンチマーク例
下表は、FTPとAspera FASP™の伝送試験の結果例です。

Asperaの適用例
【適用例1】拠点間における高速・大容量ファイル転送

ニーズ | 課題 | ソリューション |
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大容量コンテンツのデータ交換を遠距離で行っている 基本は1対1のファイル転送 サーバーやWAN高速化装置等の新規導入は避けたい FTPや既存ツールと同じオペレーションでファイル転送したい |
メディアデータや設計データ等のギガバイトレベルのファイルの送受信を行っているため、転送時間がかかり過ぎており業務に支障をきたしている ネットワークの品質が悪い拠点があり、確実性・信頼性を向上させる必要がある |
高速ファイル転送ツール導入による信頼性のある大容量ファイルの転送Aspera Point-to-PointAspera ClientFTPクライアントのような操作性で高速転送可能なファイル転送クライアント |
【適用例2】分析データの収集

ニーズ | 課題 | ソリューション |
---|---|---|
時限性があるデータを扱っていて、すぐに使用したいため、最短での転送が必要 支局からのデータ送信が困難で3G回線しかない場所からのスマートフォンでのアップロードも必要 |
大容量ファイルのため現行の回線では転送の時間が増大する一方で、要件に応じたリアルタイム性も確保する必要がある 簡単なオペレーションでファイル転送が誰でも出来るようにする必要がある |
拠点数に応じた高速ファイル転送サーバーや専用クライアントの設置Aspera Enterprise Server1対Nでファイル送受信が可能なファイル転送サーバー(FTPサーバーのような役割) |
【適用例3】映画館・デジタルシネマ配信

ニーズ | 課題 | ソリューション |
---|---|---|
物理メディア媒体の配送を廃止したい デジタル化したい映画のデータを映画館に配信したい 映画館はファイルを受け取るだけ 配信するコンテンツがセットされたら何らかの形でプッシュ通知してほしい 自動でダウンロードする仕組みも欲しい |
物理媒体は時間やコストがかかる 従来の方法ではファイル転送時間が遅く業務プロセスが非効率になりがち 転送失敗時のリカバリーなど運用に手間がかかる |
送信者がファイルをアップロードするとメールでプッシュ通知し、受信者はブラウザーを用いてメールクライアントのような操作性で大容量ファイルをセキュアに確実に高速受信Aspera Faspex Server世界中で利用可能なPerson-to-Personのファイル交換サーバー。個人間のデータ交換や社外の取引先への一斉配信などに利用可能。 |
SoftLayerとの組み合わせ
Asperaは、オンプレミスに加え、クラウドでの利用が可能です。
お客様にサーバや通信回線をご用意いただく必要がなく、初期投資を抑えた形でのスモールスタートが可能です。
IBM SoftLayer上ならば、拠点間の通信は、10Gbpsの高速グローバルNW網が無償で利用できます。
Aspera on SoftLayer 活用例
海外拠点間のファイル共有をセキュア&高速化
- SoftLayer上の拠点単位のファイルサーバを設置
- 拠点サーバには必要なファイルだけを選択し共有
- 拠点ー拠点サーバ間の1対1の送受信に制限(至近のアクセスポイントを利用)
- SoftLayerデータセンター間の通信は原則無料

1ヶ月の機能検証のトライアルユースが可能です。
※SoftLayerの利用料と検証にかかるSE費用は別途必要となります。
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